報道発表
日米露三極有識者会合の開催
平成28年2月1日
1 2月2日,米国・戦略国際問題研究所(CSIS),ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO)及び日本国際問題研究所(JIIA)の共催により,日米露三極有識者会合が米国のワシントンD.C. において開催されます。
2 この会合では,アジア・太平洋地域の安全保障にとって重要な日米同盟,海上安全保障,ミサイル防衛,経済・エネルギーといったテーマのセッションが設けられ,3か国の有識者間で自由な議論が行われる予定です。
3 外務省としては,幅広い分野に関する日米露の考え方について意思疎通する機会としてこの会合の開催を重視しており,オブザーバーとして出席します。各セッションは非公開ですが,会合の開催後は3か国の各研究所が議論の概要等を発表する予定です。
(参考)日米露三極有識者会合
日米露三極有識者会合は,2009年7月の日露首脳会談においてアジア太平洋地域の安全保障について有識者が議論するための「トラック2」を立上げることで一致したことを受け,米国・戦略国際問題研究所(CSIS),日本国際問題研究所(JIIA)及びロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO)の共催により2010年から3回にわたって開催。2013年に開催された第3回会合の終了後,政策提言を含む共同ステートメントを公表。その後は開催されていなかったが,新たな国際環境等にもかんがみ,3か国の研究機関関係者からのイニシアティブ等により再開されるに至ったもの。