報道発表

ミョー・ミン・ミャンマー連邦共和国国民民主連盟経済委員会メンバー等による岸田外務大臣表敬

平成28年1月27日
ミャンマー連邦共和国国民民主連盟経済委員会メンバー等による岸田外務大臣表敬1
ミャンマー連邦共和国国民民主連盟経済委員会メンバー等による岸田外務大臣表敬2

 本27日午後4時55分から約20分間,日本財団の招へいにより訪日中のミョー・ミン・ミャンマー連邦共和国国民民主連盟(National League for Democracy:NLD)経済委員会メンバー(Mr. Myo Myint, Member of NLD Economic Committee)等15名が岸田文雄外務大臣を表敬したところ,概要以下のとおりです。

1 岸田大臣から,概要以下の点を述べました。

(1)訪日を歓迎。日本財団のご尽力により今次訪日が実現したと承知。NLDが,幾多の困難を乗り越え,総選挙で大多数の国民の支持を受けて大勝したことを祝福したい。民主化の進展を歓迎する。

(2)NLD政権の成功は,ミャンマーの平和と繁栄のために大変重要。日本は,新政権が直面する諸課題への対応を支援するため,ODA,民間投資等を一層加速化させたい。

(3)財政・金融・農業等,ご関心の分野の専門家との意見交換が行われたと聞いている。今回の訪日が,今後の政策形成と日・ミャンマー関係の進展に有意義なものとなることを強く期待する。

(4)NLDが重視している教育・保健・農業などの協力や,多くの雇用を創出することが期待されるティラワ,ダウェーといった特区開発について是非緊密に協議しながら前進させていきたい。

(5)今回のような訪日の機会を含め,次期政権を担うNLD経済委員会メンバーと緊密に協議を継続していきたい。また,アウン・サン・スー・チー議長の訪日を引き続きお待ちしている。

2 これに対し,ミョー・ミンNLD経済委員会メンバーから,概要以下の発言がありました。

(1)我々一行を暖かく迎え入れて頂きお礼申し上げる。今回の訪日の日程をアレンジ頂いた笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表にもお礼申し上げたい。ミャンマーの発展のために支援頂いている日本政府及び日本の友人方にも感謝している。日・ミャンマー関係は長く,一時停滞していた時期もあったが,1988年以前のような良好な関係を再び築いていきたい。

(2)日本からのODAは非常に心強い。

(3)NLDとして国民和解にも努めている中,笹川政府代表の活動を重視しており,同政府代表の成功を期待している。

3 このほか,NLDの政策及び我が国の支援政策等についても意見交換を行いました。


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