報道発表

ウガンダに対する円借款に関する書簡の交換

平成27年9月10日

1 本10日,東京において開催された日・ウガンダ首脳会談の後,両首脳臨席の下,我が方藤田順三駐ウガンダ大使と先方マティア・カサイジャ財務・計画・経済開発大臣(Hon. Matia Kasaija, Minister of Finance, Planning and Economic Development)との間で,「カンパラ立体交差建設・道路改良計画」につき,199億8,900万円を限度額とする円借款に関する書簡の交換が行われました。

2 対象案件の概要

(1)この協力は,カンパラ市の道路網において特に混雑の激しい主要交差点改良(立体交差建設を含む。)及び既存道路拡幅を実施するものです。

(2)この協力により,カンパラ市内の交通渋滞の緩和を図り,もって同国及び北部回廊に隣接する近隣諸国(ケニアのモンバサ港から続く南スーダン及びルワンダ)の貿易促進及び経済社会発展に寄与することが期待されます。

(3)なお,この協力は,TICAD Vにおいて表明した「インフラ分野における6,500億円の公的資金の投入(PDF)別ウィンドウで開く」の公約を具体化するものです。

3 供与条件

(1)金利0.01%
(2)償還期間40年(10年の据置期間を含む)
(3)調達条件一般アンタイド

(参考)ウガンダ共和国基礎データ
 ウガンダ共和国はアフリカの東部に位置し,面積約24万平方キロメートル(日本の約0.6倍)を有し,人口は約3,758万人(世銀,2013年)(日本の約0.3倍),一人当たり国民総所得(GNI)は約600米ドル(世銀,2013年)の国。


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