報道発表

アンゴラに対する円借款に関する書簡の交換

平成27年8月3日

1 7月31日(現地時間同日),アンゴラ共和国の首都ルアンダにおいて,近藤猛在アンゴラ臨時代理大使と先方マリア・アンジェラ・テイシェイラ・デ・アルヴァ・セケイラ・ブラガンサ外務協力副大臣(H.E. Ms. Maria Angela Teixeira de Alva Segueira BRAGANCA, State Secretary of Cooperation, Ministry of External Relations)との間で,「電力セクター改革支援プログラム」につき236億4,000万円を限度とする円借款に関する書簡の交換が行われました。

2 アンゴラの電力セクターは,発電容量の不足,電化率の低さ,非効率な送配電網等の問題を抱えており,電力セクターのインフラ整備とともに法整備,民間投資を呼び込むための投資環境整備が喫緊の課題となっています。

3 この協力は,電力セクターの構造改革及び法制度改善等を通じ,電力セクターの効率性・競争性・持続性の向上,公共財政の透明性・効率性の向上及び投資環境の改善に寄与するものです。

4 なお,本協力はアフリカ開発銀行との協調融資により実施するものです。

5 供与条件

(1)金利(無利子近似条件を適用)年0.01%
(2)償還期間40年(10年の据置期間を含む)
(3)調達条件一般アンタイド

(参考)アンゴラ共和国基礎データ
 アンゴラ共和国はアフリカ西岸に位置し,面積約124.7万平方キロメートル(日本の約3.3倍)を有し,人口は約2,147万人(世銀,2013年),一人当たり国民総所得(GNI)は5,010米ドル(世銀,2013年)。


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