報道発表

パキスタンに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成27年6月18日

  1. 1 本18日(現地時間同日),パキスタン・イスラム共和国の首都イスラマバードにおいて,我が方猪俣弘司駐パキスタン大使と先方ムハンマド・サリーム・セティ財務・歳入・経済・統計・民営化省経済担当次官(Mr. Muhammad Saleem Sethi, Secretary to the Government of the Islamic Republic of Pakistan, Ministry of Finance, Revenue, Economic Affairs, Statistics and Privatization, Economic Affairs Division)との間で,以下2件の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

    (1)「ラホール給水設備エネルギー効率化計画」(The Project for Energy Saving in Water Supply System in Lahore)(供与限度額:25億5,400万円)
    (2)「ファイサラバード市中継ポンプ場及び最終配水池ポンプ機材改善計画」(The Project for Replacement of Pumping Machinery at Inline Booster Pump Station and Terminal Reservoir in Faisalabad)(供与限度額:16億1,600万円)

    2 各案件の概要はそれぞれ以下のとおりです。

    (1)「ラホール給水設備エネルギー効率化計画」(PDF)別ウィンドウで開く
     ラホール市は,パキスタンの人口の約半数を抱えるパンジャブ州の州都であり,同州の経済の中心地となっています。同市では,人口増加に伴う水需要に対応すべく,これまで地下水源開発が進められてきたものの,現在,多くの給水施設の老朽化が問題となっています。
     この協力は,ラホール市の老朽化した給水設備の更新を実施することにより,給水設備に係るエネルギー使用の効率化を図り,もって持続的で安定した給水サービスの実現及び同国の経済成長に寄与するものです。

    (2)「ファイサラバード市中継ポンプ場及び最終配水池ポンプ機材改善計画」(PDF)別ウィンドウで開く
     ファイサラバード市はラホール市に次ぐパンジャブ州第2の都市であり,工業の振興により近年人口増加が続いています。同市では水源の大部分を地下水に依存する中,送水設備は耐用年数を超えて稼働しており,中継ポンプ場及び最終配水池における送水効率の低下,故障頻度の増加,エネルギー効率の低下と共に最終配水池の老朽化に伴う漏水の発生が課題となっています。
     この協力は,老朽化した送配水設備を更新することにより,エネルギー使用の効率化,送配水コストの削減を図り,もって持続的で安定した給水サービスの実現及び同国の経済成長に寄与するものです。

    3 なお,上記の2件は,我が国の気候変動分野における途上国支援策(PDF)別ウィンドウで開くの一環として実施するものです。我が国としては,すべての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け,パキスタンと引き続き気候変動分野で連携していきます。

    (参考)パキスタン・イスラム共和国基礎データ
     パキスタン・イスラム共和国は,面積約79.6万平方キロメートル(日本の約2.1倍),人口1億8,802万人(2013/2014年度,パキスタン経済白書),1人当たりの国民総所得(GNI)1,380米ドル(2013年,世界銀行)。


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