報道発表

モンゴルに対する円借款に関する交換公文の署名

平成27年4月16日

1 16日(現地時間同日),モンゴルの首都ウランバートルにおいて,我が方清水武則駐モンゴル大使と先方ルンデグ・プレブスレン外務大臣(Mr. Lundeg PUREVSUREN, Minister for Foreign Affairs of Mongolia)との間で368億5,000万円を限度とする円借款「新ウランバートル国際空港建設計画(第二期)」(New Ulaanbaatar International Airport Construction Project(II))に関する交換公文の署名が行われました。

2 対象案件の概要位置図(PDF)別ウィンドウで開く
 モンゴルでは,経済発展に伴い航空需要が急増する一方で,現行のウランバートル国際空港では増加する需要に対応すべく滑走路の舗装や延長等の改修が行われてきましたが,南側と東側を山に囲まれた地理的制約もあり,これ以上の改修は困難となっています。そのため,モンゴル政府は,ウランバートル市から南方約50kmの地点に新空港の建設を計画し,同新空港を北東アジアの旅客や貨物輸送のハブとなる極めて重要なインフラとして位置づけています。
 我が国は,2008年3月3日に「新ウランバートル国際空港建設計画」の交換公文を締結しました。現在,同空港の建設が進んでいますが,資機材価格の高騰等を理由とする事業費の増加に対処するため,追加的に資金供与を行うものです。

3 供与条件

(1)金利年0/10%
(2)償還期間40年(10年の据置期間を含む。)
(3)調達条件日本タイド

(参考)モンゴル国基礎データ
 モンゴルは,国土面積156.4万平方キロメートル(日本の約4倍),人口約293万人(2013年)。


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