報道発表
城内外務副大臣とソー・ケン・カンボジア副首相兼内相との会談（結果）
平成27年2月19日
本19日午前9時15分から約15分間，城内実外務副大臣は，日本政府の招待で訪日中のソー・ケン・カンボジア副首相兼内務大臣（H.E. Mr. Sar Kheng, Deputy Prime Minister and Minister of Interior）と，「メコン地域における官民協力・連携促進フォーラム」第5回会合に先立ち三田共用会議所において会談したところ，概要以下のとおりです。
1 城内副大臣から，両国友好条約署名60周年の本年，今回のソー・ケン副首相の訪日を通じ両国の「戦略的パートナーシップ」が一層強化されることを期待する旨述べました。これに対し，ソー・ケン副首相から，今回の訪日結果を踏まえ，選挙改革，地方分権等における両国の協力を一層強化したい，また，メコン河流域は大きな発展の潜在性を有しており，日メコン協力はカンボジアのみならずメコン地域全体にとって重要である旨述べました。
2 城内副大臣から，ASEAN共同体発足の節目を迎える本年，南部経済回廊の中心に位置するカンボジアの重要性が高まる中，日本の支援により建設された「つばさ橋」（ネアックルン架橋）が本年4月に完成することで，周辺国との物流改善に大きく寄与することを期待している旨述べました。
3 また，両者は，フン・セン・カンボジア首相も出席予定の第3回国連防災世界会議（3月，仙台）及び第7回日メコン首脳会議（7月4日，東京）の成功に向け，引き続き協力していくことで一致しました。