報道発表

中山外務副大臣によるアブドッラー国王への表敬

平成27年2月5日

1 4日午後2時10分頃(ヨルダン時間)から約15分間,中山泰秀外務副大臣は,アブドッラー2世ヨルダン国王を表敬しました。表敬には,我が方から櫻井修一駐ヨルダン大使他が,ヨルダン側からファイサル・ヨルダン軍特別顧問,タラーウネ王宮府長官,ジュデ外相他が同席しました。

2 中山副大臣から,シリアにおける邦人人質殺害事件の対応に関して,アブドッラー国王はじめヨルダン政府からの惜しみない支援への感謝を伝えました。また,ヨルダン軍パイロットのムアーズ・アル・カサースバ中尉の殺害を断固非難するとともに衷心より哀悼の誠を捧げたい,ヨルダン政府及び国民に対して心からの連帯の意を表したいと伝えました。

3 その上で,中山副大臣から,日本はテロに屈することなく国際社会と連携しつつ,テロとの闘いにおける責任を毅然として果たしていく決意である旨伝えました。

4 アブドッラー国王からは,湯川遥菜氏及び後藤健二氏の御家族と日本国民に改めて深い哀悼の意を表するとの発言がありました。

5 中山副大臣は,日ヨルダン関係は揺るぎないものであり,日本はヨルダンの安定と発展のため,引き続き支援していく旨伝えました。


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