報道発表
ナシム・バングラデデシュ保健大臣と城内副大臣との会談


本17日午後4時20分から約25分間,城内実外務副大臣は訪日中のモハンマド・ナシム・バングラデシュ保健家族福祉大臣(His Excellency Mr. Mohammed Nasim, Minister of Health and Family Welfare, People’s Republic of Bangladesh)と会談を行いました。概要は以下のとおりです。
1 城内副大臣より,ナシム大臣の訪日を歓迎,本年は安倍晋三内閣総理大臣とシェイク・ハシナ首相の相互訪問により二国間関係は新たな次元に入った,両国の「包括的パートナーシップ」を一層強化したい,保健・医療,特に母子保健分野はバングラデシュに対する我が国ODAの主要分野であり,新たな円借款候補案件の協力準備調査も行っている旨述べました。
2 これに対しナシム大臣より,日本はバングラデシュ政府及び国民にとって信頼できる古い友人である,長い間のバングラデシュ支援に感謝,特に医療施設の建設や医療機材供与などの医療保健分野の協力に大変感謝していると述べました。
3 また,城内副大臣より,安倍政権が日本式医療の海外展開を積極的に推進していることを説明,今次訪日中に日本の病院や医療機器メーカーを訪問されることを希望する,また,バングラデシュ人医師の日本での研修が促進されるよう検討していきたい旨述べました。これに対しナシム大臣より,今次訪日は日本の医療機関や医療機器メーカーの訪問が主目的の一つ,バングラデシュの医療施設へのCTスキャン等日本の高水準機器の導入に関心があり,滞在中に日本政府及び民間企業多数と面会する予定である旨述べました。
4 ナシム大臣より,城内副大臣に是非バングラデシュを訪問して欲しい旨述べ,城内副大臣より,機会があれば是非訪問したい旨述べて,会談を終了しました。
(参考)
ナシム大臣は,国際協力機構(JICA)の招きで11月15日から同月20日まで訪日し,外務省,厚生労働省及び経済産業省を訪問する他,東京及び京都の病院及び医療機器メーカー等を訪問予定。