報道発表
第50回国際熱帯木材理事会の開催
平成26年10月29日
1 11月3日から8日まで,第50回国際熱帯木材理事会が,横浜において開催されます。
2 この理事会には,国際熱帯木材機関(ITTO)加盟国68か国及び欧州連合(EU)の代表が出席します。我が国からは外務省,林野庁及び環境省等からなる代表団が出席します。
3 この理事会は,熱帯林の持続可能な経営及び熱帯木材貿易に関して議論が行われる他,ITTOの次期事務局長の選挙,支援プロジェクトの審議・承認,ITTO2か年作業計画(2015-2016年),熱帯林保全のための生物多様性条約との共同イニシアティブ,国連気候変動枠組み条約における森林に関する議論の報告,ITTOとワシントン条約との協力強化,職員規程の改正等について審議が行われる予定です。
(参考)
ITTOは「1983年の国際熱帯木材協定」に基づき1986年に設立された(本部:横浜)。熱帯林の持続可能な経営の促進及び熱帯木材貿易の発展を目的とし,加盟国(熱帯木材の生産国及び消費国)間の政策協議及び国際協力を推進。現在の加盟国は生産国32か国,消費国36か国の計68か国及びEU。