報道発表
米国人元戦争捕虜一行による中山外務副大臣表敬
平成26年10月14日


本14日午前11時から約45分間,外務省の招へいで来日中の米国人元戦争捕虜,元民間人抑留者及び介護人計14名が,中山泰秀外務副大臣を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
1 中山副大臣から,日本政府による本件招へいを受け入れ,日本に遠路お越しいただき感謝する旨述べるとともに,我々は歴史に学ぶ必要がある,自分は戦争を知らない世代であるが,今後の日米関係を構築していく世代の者として,今回来日していただき心よりお礼申し上げる旨述べました。
2 これを受け,一行を代表して,ウィリアム・サンチェス氏から,来日でき感謝申し上げる,日本が戦後復興を果たし,経済大国となったことは驚くべきことである等述べ,また他の参加者も90歳を超えて今回の友好プログラムに参加でき大変嬉しく思っている,日本は米国の最も大切な同盟国の一つであり,このような交流を通じ今後も我々の友好関係を促進していきたい等述べました。
3 さらに,中山副大臣より,日本は米国人元戦争捕虜や元民間人抑留者を含む多くの人々に対し,心からのおわびの気持ちを表明する等述べ,参加者とも友好的な雰囲気のもと表敬が行われました。