報道発表

「科学技術外交のあり方に関する有識者懇談会」第1回会合の開催(概要)

平成26年7月29日
科学技術外交のあり方に関する有識者懇談会1
科学技術外交のあり方に関する有識者懇談会2
科学技術外交のあり方に関する有識者懇談会3

1 本29日,岸田文雄外務大臣および木原誠二外務大臣政務官出席の下,「科学技術外交のあり方に関する有識者懇談会」第1回会合が開催されました。この会合には,白石隆・政策研究大学院大学長を座長として,科学技術,産業,外交等の分野からの有識者委員並びに関係省庁及び関係機関の代表等が出席しました。

2 本懇談会においては,岸田外務大臣から,科学技術は我が国が世界に誇る貴重な外交資源であり,近年の国際情勢を踏まえ,科学の発展と同時に国益の増進を図る観点から,科学技術をいかに外交に活用すべきか,また科学技術・イノベーションの促進に向けた国際協力をいかに進めるべきかを検討してもらいたいとの発言がありました。また,同懇談会の座長である白石政策研究大学院大学長から,我が国の外交に科学技術を活用するための具体的な方策について,体制や仕組みも含めて検討していきたいとの今後の問題提起が行われました。その後,外務省から科学技術外交の現状と課題について説明が行われ,これらを踏まえて各委員及び出席者による意見交換が実施されました。

3 本懇談会は,今後,概ね2ヶ月に1回程度の頻度で数回開催し,外務大臣に対して,今後の科学技術外交の拡充・強化に必要な施策等についての提言をまとめた報告を提出する予定です。

【参考】「科学技術外交のあり方に関する有識者懇談会」の設置目的・出席者

(1)設置目的:科学技術外交の新たな課題と外務省,さらには政府全体としての対応のあり方について,有識者の間で検討を行い,今後の科学技術外交を推進するに当たって踏まえるべき提言をとりまとめるため,岸田文雄外務大臣の下に設置。

(2)出席者(PDF)別ウィンドウで開く

(3)科学技術外交の現状と課題趣旨説明(PDF)別ウィンドウで開く

(4)第1回会合発言要旨(PDF)別ウィンドウで開く


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