報道発表

日ウクライナ外相電話会談

平成26年7月24日

 本24日午後3時30分から約20分間,岸田文雄外務大臣は,パウロ・アナトリヨヴィチ・クリムキン・ウクライナ外務大臣(H.E. Mr. Pavlo Anatoliyovych KLIMKIN, Minister of Foreign Affairs of Ukraine)と電話会談を行いました。概要は以下のとおりです。

1 冒頭,岸田外務大臣より,17日に実りある外相会談の機会を得ることができたとして謝意を表するとともに,その直後のマレーシア航空機撃墜事件は大変痛ましく,大きな衝撃を受けたと述べ,撃墜行為に関与した者は重大な責任をとらなければならないとの立場を表明しました。

2 また,岸田外務大臣は,マレーシア航空機撃墜事件に関し,現時点で最も重要なのは真相究明であると指摘しました。これに対し,クリムキン外務大臣からは,これまでの日本からの各種支援に謝意表明があり,日本が引き続きウクライナ情勢に関心を持って欲しい旨述べるとともに,マレーシア航空機撃墜事件については,ウクライナ政府としても完全かつ透明な形での原因究明に全力を尽くしている旨説明しました。また,両外相は,本件事案に対する現状につき意見交換を行いました。

3 両外相は,本件を含むウクライナ問題の解決に向けて引き続き連絡を密にしていくことで一致しました。


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