報道発表

キング米国北朝鮮人権問題担当特使の訪日

平成26年4月4日

 本4日,平松賢司総合外交政策局長及び伊原純一アジア大洋州局長はそれぞれ,訪日中のロバート・キング米国北朝鮮人権問題担当特使(Dr. Robert R. King, Special Envoy for North Korean Human Rights Issues)と意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 両者は,拉致問題を含む北朝鮮の人権問題や人道上の問題について意見交換を行いました。日本側からは,先般の日朝政府間協議でのやりとりを含め,拉致問題の現状につき説明し,米国の引き続きの理解と協力を求めました。両者は,全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するため,引き続き日米両国間で緊密に連携していくことを確認しました。

2 また,両者は,3月28日に人権理事会で北朝鮮人権状況決議が採択されたことを歓迎しました。両者は,引き続き,北朝鮮の人権状況の改善に向け,国連をはじめとする様々な場において協力していくことにつき確認しました。


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