報道発表

我が国核軍縮決議案,武器貿易条約(ATT)決議案及び小型武器決議案の国連総会本会議での採択

平成25年12月6日

1 12月6日未明(ニューヨーク時間5日),国連総会本会議において,我が国が過去最多の102か国の共同提案国を代表して提出した核軍縮決議案(「核兵器の全面的廃絶に向けた共同行動」)が,賛成169,反対1(北朝鮮),棄権14(ブラジル,中国,エクアドル,エジプト,印,イラン,イスラエル,モーリシャス,ミャンマー,パキスタン,露,シリア,ウガンダ,ジンバブエ)の圧倒的賛成多数で採択されました。共同提案国数が100か国を超えたのは今回が初めてです。

2 本決議案には2010年5月の核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議における合意事項の着実な実施や,核兵器使用による人道上の壊滅的な結末への十分な理解の必要性,北朝鮮による核実験への強い非難等の内容が含まれており,我が国として「核兵器のない世界」の実現に向けた国際的機運をさらに高めることに貢献するものです。

3 また,同日,我が国,コロンビア及び南アフリカが提出した小型武器決議案「あらゆる側面における小型武器非合法取引」がコンセンサス採択されるとともに,我が国を含む武器貿易条約原提案国(我が国以外では,アルゼンチン,豪,コスタリカ,フィンランド,ケニア,英)が提出した武器貿易条約決議案が圧倒的多数にて採択されました。


報道発表へ戻る