報道発表
岸田外務大臣の第6回経協インフラ戦略会議への出席
(円借款・海外投融資の制度改善等)
平成25年10月29日
本29日,岸田文雄外務大臣は第6回経協インフラ戦略会議(議長:菅義偉内閣官房長官,テーマ:本年5月に決定した「インフラシステム輸出戦略」のフォローアップ)に出席したところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,第4回経協インフラ戦略会議で決定した「インフラシステム輸出戦略」に盛り込まれた施策が実施に移され成果をあげており,また,同戦略で検討事項としていた円借款や海外投融資の更なる制度改善についても検討が進んだことを紹介しました。
2 岸田大臣から,外務省として,政府開発援助(ODA)を活用した中小企業・地方自治体の国際展開への積極的な支援を行っており,企業や地方自治体から大きな反響があることや,民間企業からの提案を受けて実施する技術協力や調査などについても,採択予定数を大きく上回る多くの応募があることを紹介し,我が国の様々な企業・地方自治体の知見・技術をODAにいかしていきたい旨述べました。また,「インフラシステム輸出戦略」の円滑な実行のためには,実施体制面の強化も併せて進めることが重要であることを指摘しました。
3 さらに,岸田大臣から,今後も外務省として「インフラシステム輸出戦略」の実行に全力を挙げ,JICA,関係省庁,民間経済界,地方自治体等と連携しながら,ODAの制度改善や更なる活用策の検討を進め,ODAを戦略的に活用していきたい旨述べました。