報道発表

オーストラリア人元戦争捕虜(POW)による岸田外務大臣表敬

平成25年10月2日
表敬の様子

 本2日午前10時05分から約15分間,外務省の招へいで来日中のオーストラリア人元戦争捕虜4名及び同御家族4名の計8名が,岸田文雄外務大臣を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 岸田大臣から,この招へいが日本に対する皆様の和解と両国の友好に資することを望む旨述べるとともに,今回のような事業は,両国の更なる関係強化のための基盤作りとして重要である旨述べました。
  2. これを受け,元戦争捕虜の4名から,戦時中はつらい経験をしたが,戦後70年が経過した今,日本政府の招待で訪日できたことを嬉しく思う,日豪の友好関係が更に強化されることを望む等述べました。
  3. さらに,岸田大臣より,この機会に是非日本滞在を楽しんで欲しい,この訪問が各人の日本に対する和解と友好に資することを期待する旨述べる等,友好的な雰囲気の中で会談が行われました。

(参考)日豪草の根交流計画事業実績

 平成9年度から17年度まで,本件計画事業・第一次として,元POWを含む退役軍人関係者計59名を招へい(平成11年度には元POW及びその家族11名を招へい)。平成22年度から本件計画事業・第二次を開始し,毎回4~5名の元POW及び各同行者を招へい。今般の被招へい者を含めて,累積で計95名を招へい。


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