報道発表

「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の推薦書(暫定版)のユネスコへの提出

平成25年9月20日

1 本20日,外務省において世界遺産条約関係省庁連絡会議が開催され,我が国として「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)に基づく「世界遺産一覧表」への記載に向け,17日に菅義偉内閣官房長官から発表された方針を踏まえ,「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の推薦書(暫定版)を本年9月末までに世界遺産条約の事務局であるユネスコ世界遺産センターへ提出することが決定されました。

2 我が国は,引き続き「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の推薦書に必要な修正を加え,来年2月1日を締切りとする推薦書(正式版)の提出に向けた準備を進めていく予定です。

(参考1)推薦書(暫定版)の提出

 毎年2月1日を締切りとする世界遺産一覧表への正式な推薦にあたっては,「世界遺産条約履行のための作業指針」の規定により,前年9月30日までに,推薦書(暫定版)を提出することにより,ユネスコからのコメント等を求めることができる。

(参考2)「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」(PDF)の推薦書提出に係る今後の予定

2013年9月末 まで 推薦書(暫定版)のユネスコ世界遺産センターへの提出
2014年2月1日まで 推薦書(正式版)のユネスコ世界遺産センターへの提出
夏~秋 諮問機関(イコモス(国際記念物遺跡会議))による現地調査
2015年5月頃 イコモスによる評価結果及び勧告の通知
 第39回世界遺産委員会において世界遺産一覧表記載可否について審議

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