報道発表
ツバルに対する無償資金協力「貨物旅客兼用船建造計画」に関する交換公文の署名
平成25年9月17日
1 本17日(現地時間同日),ツバルの首都フナフティにおいて,同国訪問中の石原伸晃環境大臣の立ち会いの下,我が方大嶋英一駐ツバル大使(フィジーにて兼轄)と先方エネレ・ソシネ・ソポアンガ首相(Hon. Enele Sosene Sopoaga, Prime Minister)との間で,15億4,400万円を限度とする無償資金協力「貨物旅客兼用船建造計画」(The Project for Construction of a Cargo/Passenger Vessel)に関する交換公文の署名が行われました。
2 この計画は,ツバルに対し,老朽化により安全・安定的な運航が困難になっている貨物旅客兼用船の代替船を供与するものであり,ツバルが優先課題として取り組んでいる国内・国際輸送船の安定運航の実現に寄与するものです。
3 この協力により,輸送可能な旅客数が増加するとともに,故障による停泊日数が減少するため,ツバルへの物資の安定供給とツバル国民の移動の利便性が向上し,また,貨物旅客兼用船の維持管理費用の削減にも資することが期待されます。
4 我が国政府は,これまで一貫して,ツバルを含む太平洋島嶼国の良きパートナーとして,同地域に対する支援を行っており,この協力もツバルの経済発展に資する協力として実施するものです。
(参考)
ツバルは,面積25.9平方キロメートル,人口約9,800人(2011年)。
