報道発表
フィリポ・グランディ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長による岸田外務大臣表敬
平成25年9月12日


1 本12日午前10時15分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,来日中のフィリッポ・グランディ国連パレスチナ難民救済事業機関事務局長(Mr. Filippo Grandi, Commisioner-General of the United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees)による表敬を受けたところ,概要以下のとおりです。
2 岸田外務大臣より,深刻化するシリア情勢の中で活動するUNRWA職員に敬意を表するとともに,命を落とされた職員の方々にお悔やみ申し上げ,シリア情勢を深く憂慮していること,シリアにおいて化学兵器が使用された可能性が極めて高いと考えており,化学兵器の使用はいかなる場合でも許されないこと,我が国として今後とも国際社会と連携して,難民支援や周辺国支援に一層積極的に取り組んでいく考えである旨述べました。
3 グランディ事務局長より,昨今のシリア情勢やパレスチナ難民を巡る厳しい状況を説明し,これまでの日本からUNRWAに対する継続した支援について謝意を表すると共に引き続き協力をお願いしたい旨述べました。