報道発表

ヴァシリエフ露外務省特任大使(北極問題等担当)による城内外務大臣政務官表敬

平成25年9月3日

 本3日午後3時30分から約30分間,城内実外務大臣政務官は,ヴァシリエフ露外務省特任大使(北極問題等担当)(H.E. Mr. Anton Vsevolodovich VASILIEV)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

 

1.城内大臣政務官から,ヴァシリエフ大使の来訪を歓迎するとともに,本年4月の安倍総理訪露では,幅広い分野で日露協力の具体的在り方を示すことができたところ,今後,北極海をめぐる協力を含め,これら協力案件をしっかり実現していくことが重要であると述べました。また,本年4月政府としての北極海に関する取組を盛り込んだ「海洋基本計画」別ウィンドウで開くを閣議決定し,今後は北極海の問題に政府全体で取り組んでいく旨述べました。

2.これに対しヴァシリエフ大使から,ロシアは北極圏の国であるとともに,アジア太平洋地域に面している国であり,北極海航路の活用等北極に関する事項について,両国の間で協力を進めていきたい旨述べるところがありました。

(参考)北極海航路  ロシア沿岸の北極海を通る航路であり,北極海の海氷面積が年々減少していることに伴い、日本と欧州との間の往来に関しては,南回りの航路(スエズ運河経由)より距離が短いことから,今後航行可能日数が増えれば,将来的に更なる活用の可能性があると指摘されている。

報道発表へ戻る