報道発表

日・エルサルバドル外相会談

令和4年9月26日
アレクサンドラ・ヒル・ティノコ・エルサルバドル共和国外務大臣と林芳正外務大臣
日・エルサルバドル外相会談

 9月26日、午前10時35分から約15分間、林芳正外務大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列のため訪日中のアレクサンドラ・ヒル・ティノコ・エルサルバドル共和国外務大臣(H.E. Ms. Alexandra Hill Tinoco, Minister for Foreign Affairs of the Republic of El Salvador)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、ヒル外務大臣の国葬参列のための訪日に謝意を表明するとともに、我が国としてエルサルバドル共和国に対する新型コロナ対策支援を通じ国際社会の共通課題に共に対処し、中米移民問題についても移民発生の根本原因である貧困等の課題への取組を後押しすべく貢献したい旨述べました。
  2. これに対し、ヒル外務大臣は、安倍元総理大臣の逝去に対し、エルサルバドル政府、国民を代表して心からの哀悼の意を表すとともに、新型コロナ対策を始めとする同国の開発課題に対する日本によるこれまでの支援に深く感謝しており、日本は重要なパートナーである旨述べました。
  3. 両大臣は、地域情勢及び国際社会の諸課題についても議論し、林大臣は、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがすものであり、侵略行為を一日も早く終わらせるべく、国際社会で協調した対応が重要である旨述べました。また、両大臣は、国際場裡の課題を含め両国間で緊密に協力していくことで一致しました。

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