報道発表
国連PKO三角パートナーシップ・プログラムアジア地域の工兵(施設)要員に対する研修(オンライン)の実施
令和4年9月9日
9月12日から16日まで、国連三角パートナーシップ・プログラム(UN Triangular Partnership Programme)の一環として、我が国は、アジア地域の工兵要員を対象に、自衛隊教官による作業工程管理課程(Construction Process Management Course)をオンラインで実施します。
- 国連三角パートナーシップ・プログラムは、PKO要員の能力や技術の不足という課題に対処するため、国連、日本をはじめとした支援国及び国連PKO要員派遣国の三者が協力する枠組みです。日本は、平成26年の国連PKOハイレベル会合において支援を表明して以来、アフリカやアジア諸国のPKO要員を対象とした工兵(施設)及び医療分野の訓練を実施するため、自衛隊員等を教官として派遣して、本プログラムの推進に貢献してきました。
- 日本が本プログラムの枠組みで作業工程管理課程を実施するのは、2回目となります。本課程は、様々な工程表の作成実習等を通じて、PKOミッションにおける工事管理に必要な識能を修得させるものです。訓練生は、将来PKOミッションの現場において、一層効果的な活動に寄与することが期待されます。
(参考)作業工程管理課程概要
- (1)訓練期間:令和4年9月12日~16日
- (2)参加国:カンボジア、タイ、モンゴルから計20名を予定
- (3)教官等:山本亮2等陸佐 以下4名(うち女性1名)
- (4)事業内容:アジア地域の工兵要員を対象とした作業工程管理課程をオンラインで実施