報道発表
東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の現状に関する太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局向けテレビ会議説明会の開催
令和4年6月16日
6月16日、東京電力福島第一原子力発電所(東電福島第一原発)のALPS処理水の現状に関する太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局向け説明会をテレビ会議形式で実施しました。日本側から、外務省、経済産業省、東京電力が、また、PIF側から、PIF事務局及び専門家が参加しました。
- 説明会では、日本側から、ALPS処理水の海洋放出計画に関する全体説明や、前回のテレビ会議のフォローアップとして技術的な内容の説明を行い、出席者との間で質疑応答を行いました。
- 昨年7月の第9回太平洋・島サミット(PALM9)での菅義偉内閣総理大臣(当時)のコミットメントも踏まえ、我が国としては、今後も関係省庁等が一体となって、ALPS処理水の安全性や東電福島第一原発の状況についての情報を太平洋島嶼国に対して透明性をもって丁寧に説明していく考えです。
(参考)ALPS処理水
ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。さらにALPS処理水は、その後十分に希釈され、トリチウムを含む全ての放射性物質について安全に関する規制基準値を大幅に下回るレベルにした上で、海洋放出されることが想定されている。