報道発表
東京電力福島第一原発におけるALPS処理水の取扱いに関する規制レビューIAEA関係者の訪日
令和4年3月18日
3月21日から25日にかけて、グスタヴォ・カルーソ国際原子力機関(IAEA)原子力安全・核セキュリティ局調整官(Mr. Gustavo Caruso, Director and Coordinator, Department of Nuclear Safety and Security, International Atomic Energy Agency)をはじめとするIAEA関係者及び国際専門家が訪日し、東京電力福島第一原発において計画されているALPS処理水の放出にかかる規制面でのレビューを行う予定です。
- 今回の訪日は、IAEAとの間で昨年7月に署名したALPS処理水の取扱いに係る包括的な協力の枠組みに関する付託事項(TOR)に基づき、規制面でのレビューを実施することを目的とするものです。
- 訪問中、IAEA関係者及び国際専門家は、この目的のため、原子力規制委員会との間で議論を行う予定です。
- 日本政府は、今回のIAEA関係者及び国際専門家の訪日を含めたIAEAとの協力を継続することにより、今後ともALPS処理水の安全性やその取扱いに係る信頼性や透明性を確保し、国際社会の理解を醸成していくことに努めます。
(参考)ALPS処理水とは
ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。