報道発表
COVAXファシリティを通じたスリランカ民主社会主義共和国に対する新型コロナウイルス・ワクチンの供与
令和3年7月30日
スリランカにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、日本国内で製造したワクチン計約150万回分をCOVAXファシリティを通じて供与します。このうち、第一便として、約70万回分が、7月31日に日本からスリランカに空輸される予定です。
スリランカでは、4月後半以降、新型コロナの新規感染者数は高い水準で推移しており、また、アストラゼネカ社製ワクチンの2回目接種分の確保が喫緊の課題となっています。
今般のワクチンの供与により、スリランカにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与することが期待されます。我が国は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えです。
(参考)スリランカの感染状況
7月27日現在、スリランカにおける新型コロナウイルス感染状況は、累計感染者数約30万人、死亡者数約4,000人。4月後半のシンハラ・タミル正月以降、感染者が急増。本件ワクチン供与は、同国内でアストラゼネカ製ワクチンの2回目接種の見通しが立たない者がいるという切迫した状況に応えるもの。