報道発表
日豪外相電話会談
令和3年2月9日
2月9日、午後1時45分から約40分間、茂木敏充外務大臣は、マリズ・ペイン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator the Hon Marise Payne, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 両外相は、ミャンマー情勢について突っ込んだ意見交換を行い、双方の現状認識と懸念を共有し、民主的な政治体制の早期回復やアウン・サン・スー・チー最高顧問を含む拘束された関係者の解放を国軍に対し強く求めていくことで一致しました。両外相は、ミャンマー情勢について引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
- また、両外相は、昨年のモリソン首相訪日及びペイン外相訪日を含む日豪関係の進展を踏まえ、安全保障面をはじめとする二国間関係の更なる深化について意見交換を行うとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、同志国間で緊密に連携していくことで一致しました。また、日米豪印の連携を強化していくことで一致しました。
- さらに、両外相は、中国についても意見交換を行いました。また、東シナ海、南シナ海についても意見交換を行い、一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致しました。