報道発表
西アフリカ諸国におけるエボラ出血熱流行に対する我が国の支援(ギニアへのエボラ迅速検査キット供与)
平成27年4月17日
- 今般,我が国は,西アフリカ諸国におけるエボラ出血熱流行に関し,ギニア政府からの要請を受け,国立大学法人長崎大学及び株式会社東芝が開発したエボラ出血熱迅速検査キットを供与することを決定しました。
- なお,上記供与に合わせ,検査キットで使用される試薬を開発した安田長崎大学教授他が,4月22日から現地を訪問し,現地政府関係者に対して検査キット使用に関する技術指導を行う予定です。
- ギニア政府は,先般,エボラ出血熱の流行終息に向けて「強化緊急衛生宣言」を発出し,3月28日から45日間にわたる集中的なエボラ撲滅キャンペーンを実施しています。今回の協力は,3月に長崎大学が現地で行った実証試験の結果を高く評価したギニア政府から,同キャンペーンにおいて上記検査キットを活用したいとの緊急支援要請があったことを受けて,既に決定済みの支援の範囲内で実現することになったものです。