報道発表

海賊と疑われる者の引渡し等に関する日・セーシェル覚書への署名

平成26年12月18日
1.本18日(現地時間同日),セーシェル共和国の首都ビクトリアに寄港している第19次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「たかなみ」艦上において,我が方寺田達志駐セーシェル大使(ケニア共和国にて兼轄)と先方ジョエル・モルガン内務・運輸大臣(Honorable Mr. Joel Morgan, Minister for Home Affairs and Transport of the Republic of Seychelles)との間で,海賊と疑われる者の引渡し等に関する覚書への署名が行われました。
2.この覚書は,我が国当局により抑留された海賊行為を行った疑いのある者及び押収された財産のセーシェルへの引渡し並びにこれらのセーシェルにおける取扱いのための条件及び態様について規定するものです。
3.この覚書に基づき,我が国はセーシェルとの間でソマリア海賊問題への対応に係る協力を進めていきます。
 
(参考)
第三国から海賊行為を行った疑いのある者を引き受け,国内裁判所で訴追するセーシェルの取組みは,国連安保理決議において賞賛されている。

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