報道発表
西アフリカ諸国におけるエボラ出血熱の流行に対する緊急援助
平成26年9月9日
1.今般,我が国は,西アフリカ諸国におけるエボラ出血熱の流行に対し,シエラレオネ政府及びリベリア政府からの要請を受け,東京都から提供があった個人防護具を国際協力機構(JICA)を通じ供与することを決定しました。
2.具体的な供与物資の品目,供与数については,世界保健機関(WHO)などを通じて得た現地のニーズを把握した上で決定する予定です。
3.エボラ出血熱は,本年3月にギニアで最初の症例が確認されてから,周辺諸国を中心に感染が拡大し,WHOによれば,8月31日現在,感染者は疑いも含め3,707名,死者は1,848名となっております。
4.我が国は,シエラレオネ政府及びリベリア政府の要請を踏まえ,我が国と両国との友好関係に鑑み,人道的支援のため,今般の緊急援助を行うこととしました。
(参考)西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行に対するこれまでの我が国の支援
(総額約408.7万ドル)(約3億9,490万円)
(1)緊急無償資金協力 約202万ドル(約1億9,590万円)
(2)緊急援助物資供与 約61万ドル(約5,900万円相当)
(3)国際機関への拠出金等 約145万7千ドル(約1億4,000万円相当)
(4)専門家派遣 WHOを通じて延べ4名の日本人専門家を派遣。