報道発表
エルサルバドルに対する円借款「サンミゲル市バイパス建設計画」に関する交換公文の署名
平成26年7月16日
1.本16日(現地時間15日),エルサルバドル共和国の首都サンサルバドルにおいて,我が方田良原政隆駐エルサルバドル大使と先方ウゴ・マルティネス外務大臣(Sr. Hugo Roger Mart?nez Bonilla, Ministro de Relaciones Exteriores de la Rep?blica de El Salvador)との間で,125億9,500万円を限度とする額の円借款「サンミゲル市バイパス建設計画」に関する交換公文の署名が行われました。
2.メキシコからパナマまでの中米各国を結ぶパン・アメリカン・ハイウェイは,エルサルバドル中央部を東西に横断する最も重要な幹線道路(国道1号線)となっていますが,エルサルバドル東部地域の中心都市サンミゲル市街地を通過する国道1号線の交通渋滞が深刻化しています。
この計画により,サンミゲル市中心部を迂回するバイパス(約23km)を建設し,交通輸送能力を増強することによって,エルサルバドル全体の物流機能の向上を図り,同国の経済発展に寄与することが期待されます。
3.供与条件
(1)金利:年0.95%
(2)償還期間:20年(6年の据置期間を含む。)
(3)調達条件:一般アンタイド
(参考)エルサルバドルは,面積約2万1,040平方キロメートル,人口約630万人(12年世銀),一人当たりGNI(国民総所得)は約3,580米ドル(12年世銀)。