報道発表
ナイジェリア連邦共和国に対する円借款に関する書簡の交換
平成26年5月27日
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5月26日(現地時間同日),ナイジェリア連邦共和国の首都アブジャにおいて,我が方庄司隆一駐ナイジェリア大使と先方オニェブチ・チュク保健大臣(Mr.C.O. Onyebuchi Chukwu, Honourable Minister of Health)との間で,「ポリオ撲滅事業」につき,82億8,500万円を限度額とする円借款に関する書簡の交換が行われました。
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対象案件の概要
この事業は,ナイジェリア全国の5歳未満児を対象に,ポリオ・ワクチンを投与するポリオ・キャンペーンを実施するためのポリオ・ワクチンの調達費用を支援するものです。約4億7,600万ドース(ドース:1回当たりの経口摂取量)のポリオ・ワクチンが調達されることでポリオ予防接種キャンペーンの実施を支援し,同国のポリオの早期撲滅に寄与し,同国における保健医療状況の改善,民生の向上に貢献すると共に,ナイジェリアの野生株が原因と見られる周辺国へのポリオ・ウィルスの伝播を未然に防ぐものとして,この協力には大きな意義があります。
また,本件は,ナイジェリア政府がポリオ予防接種キャンペーンを着実に実施した場合,ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation. マイクロソフト創始者ビル・ゲイツ氏らが設立)がナイジェリア政府に代わり我が国に対して円借款を返済する予定であり,円借款を呼び水とし民間の財団の資金を動員しようという協力です。
この事業は,ナイジェリア全国の5歳未満児を対象に,ポリオ・ワクチンを投与するポリオ・キャンペーンを実施するためのポリオ・ワクチンの調達費用を支援するものです。約4億7,600万ドース(ドース:1回当たりの経口摂取量)のポリオ・ワクチンが調達されることでポリオ予防接種キャンペーンの実施を支援し,同国のポリオの早期撲滅に寄与し,同国における保健医療状況の改善,民生の向上に貢献すると共に,ナイジェリアの野生株が原因と見られる周辺国へのポリオ・ウィルスの伝播を未然に防ぐものとして,この協力には大きな意義があります。
また,本件は,ナイジェリア政府がポリオ予防接種キャンペーンを着実に実施した場合,ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation. マイクロソフト創始者ビル・ゲイツ氏らが設立)がナイジェリア政府に代わり我が国に対して円借款を返済する予定であり,円借款を呼び水とし民間の財団の資金を動員しようという協力です。
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供与条件
(1)金利:年0.2%
(2)償還期間:20年(6年の据置期間を含む)
(3)調達条件:一般アンタイド
(1)金利:年0.2%
(2)償還期間:20年(6年の据置期間を含む)
(3)調達条件:一般アンタイド
(参考)
ナイジェリア連邦共和国は西アフリカに位置し,面積約92万3千平方キロメートル(日本の約2.5倍)を有し,人口1億7,360万人(UNFPA,2012年),1人当たりGNI(国民総所得)は約1,430ドル(世銀,2012年)の国。
ナイジェリア連邦共和国は西アフリカに位置し,面積約92万3千平方キロメートル(日本の約2.5倍)を有し,人口1億7,360万人(UNFPA,2012年),1人当たりGNI(国民総所得)は約1,430ドル(世銀,2012年)の国。