報道発表

日・フィリピン社会保障協定(仮称)交渉における実質合意

平成27年8月24日
  • 1 8月20日,日・フィリピン両国政府は,日・フィリピン社会保障協定の第2回政府間交渉を実施し,同協定について実質合意に至りました。今後,双方は,協定案文の確定等,必要な作業及び調整を行い,協定の年内署名(下記参考1参照)を目指します。
  • 2 現在,日・フィリピン両国からそれぞれ相手国に派遣される企業駐在員等について,日・フィリピン双方の社会保障制度に二重に加入を義務付けられる等の問題が生じています。
  • 3 日・フィリピン社会保障協定の締結により,これらの問題を解決することができ,両国間の人的交流及び経済交流がさらに促進されることが期待されます。
(参考1)
 本年6月に首脳間で合意した「地域及びそれを超えた平和、安全及び成長についての共通の理念と目標の促進のために強化された戦略的パートナーシップに関する日本-フィリピン共同宣言」の附属文書である「戦略的パートナーシップ強化のための行動計画」において,「両政府は、年末までに日・フィリピン社会保障協定へ署名することを目的として、交渉を加速する。」と記載されている。
(参考2)
2009年8月 フィリピン政府との間で社会保障協定締結の可能性を検討するための第1回作業部会(於:マニラ)
2011年6月 第2回作業部会(於:東京)
2012年8月 第3回作業部会(於:マニラ)
2013年4月 第4回作業部会(於:東京)
2013年9月 第1回政府間交渉(於:マニラ)

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