報道発表

北朝鮮に関する日米韓電話協議

令和5年11月22日

  11月22日、昨21日の北朝鮮による衛星打ち上げを目的とした弾道ミサイル技術を使用した発射を受け、北朝鮮に関する日米韓電話協議が実施されました。同電話協議には、鯰博行アジア大洋州局長、ジュン・パク米国国務省北朝鮮担当特別代表代行、金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が参加しました。

  1. 三者は、昨21日の三者による電話協議で確認したとおり、昨21日の北朝鮮による発射は、衛星の打ち上げを目的とするものであったとしても、北朝鮮による弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も禁止している、関連する国連安保理決議の明白な違反であるとして、これを強く非難しました。その上で、北朝鮮が前例のない頻度と新たな態様で弾道ミサイル等の発射を行っていることは、地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有しました。
  2. 三者は、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力強化、安保理における対応や同志国との協力を含む国際連携等について、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携することを再確認しました。

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