報道発表
日・モルディブ外相会談
令和5年5月16日


5月16日、午後5時00分から約45分間、林芳正外務大臣は、訪日中のアブドッラ・シャーヒド・モルディブ共和国外務大臣(H.E. Abdulla SHAHID, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Maldives)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、シャーヒド大臣の訪日を歓迎した上で、外交関係樹立55周年の節目を迎えた昨年における二国間関係の進展をうれしく思う旨述べました。これに対して、シャーヒド外相は、今後も友人である日本との協力を強化していきたい旨述べました。
- 林大臣から、今年3月に発表された「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の新プランについて説明しました。その上で、両大臣は、価値を共有する両国として、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けた協力を一層推進していくことで一致しました。
- 林大臣から、海洋保安を含む幅広い分野において、モルディブとの協力関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し、シャーヒド大臣から、防災や教育等の多岐にわたる日本のモルディブに対する経済協力への謝意が表明されました。
- 林大臣から、G7広島サミットに向けた日本の考え方について説明しました。また、両大臣は、ウクライナ、北朝鮮等の地域情勢についても意見交換を行いました。
- 両大臣は、今後も二国間関係の包括的な強化に向けて一層緊密に協力していくことで一致しました。