報道発表

林外務大臣とグランディ国連難民高等弁務官との会談

令和4年11月9日
会談を前に、国旗の前で記念撮影を行う林外務大臣とグランディ国連難民高等弁務官
林外務大臣が、グランディ国連難民高等弁務官と会談を行っている様子

 11月9日、午前10時から約20分間、林芳正外務大臣は、フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官(Mr. Filippo Grandi, The United Nations High Commissioner for Refugees)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、紛争や気候変動の影響により人道危機が長期化、複雑化する中、日本として来年のG7議長国という立場からも、引き続き人道支援に貢献していく旨述べました。
  2. これに対し、グランディ国連難民高等弁務官から、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に対するこれまでの日本の支援への謝意が伝えられるとともに、世界中で避難を余儀なくされている人が初めて1億人を超え、第二次世界大戦後最大となっている状況について説明があり、今後のさらなる協力への期待が示されました。
  3. その後、両者は、厳しい冬を迎えているウクライナへの支援や、世界的な食料危機・エネルギー価格の高騰の影響を受けている各地の難民・避難民への支援強化について意見交換を行いました。
  4. その上で、双方は、難民・避難民の支援において引き続き協力を進めていくことで一致しました。

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