報道発表
森健良外務事務次官による朴振(パク・チン)韓国外交部長官への表敬
令和4年6月8日
6月8日午前9時20分頃(日韓時差なし)から約25分間、日米韓次官協議に出席するため韓国ソウルを訪問中の森健良外務事務次官は、朴振(パク・チン)韓国外交部長官を表敬したところ、概要は以下のとおりです。
- 森次官から、ルールに基づく国際秩序が脅かされている現下の国際情勢において、日韓、日韓米の戦略的連携がこれほど必要な時はなく、日韓関係の改善は待ったなしである旨述べました。
- 森次官から、1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の基盤に基づき日韓関係を発展させていく必要があり、そのためには旧朝鮮半島出身労働者問題を始めとする日韓間の懸案の解決が急務である旨述べました。
- これに対し、朴長官から、日韓関係を重視しており、関係改善に向けて共に協力していきたい旨述べるとともに、引き続き、両政府間で緊密かつスピード感を持って協議していきたいとの発言がありました。
- その上で、両者は、日韓関係全般について率直な意見交換を行うとともに、北朝鮮が核・ミサイル活動を強化していることは、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有した上で、北朝鮮への対応において、日韓・日韓米協力が重要であるとの認識で一致しました。