報道発表
上杉外務大臣政務官によるマネレ・ソロモン諸島外務貿易大臣表敬
令和4年4月26日
4月26日午後5時(日本時間同日午後3時)過ぎから約60分間、ソロモン諸島を訪問中の上杉謙太郎外務大臣政務官は、ジャーマイア・マネレ・ソロモン諸島外務貿易大臣(Hon. Jeremiah MANELE, Minister for Foreign Affairs and External Trade of Solomon Islands)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上杉政務官から、コロナ禍で国際的な人の往来に制約がある中で、直接顔を合わせて話すことでよりお互いを知ることができると考えている旨述べた上で、マネレ大臣と有意義な議論を行いたい旨述べました。これに対し、マネレ大臣から、上杉政務官の訪問に歓迎の意を表するとともに、長年にわたる日本の支援に対する謝意を述べました。
- 上杉政務官から、日本は、第9回太平洋・島サミット(PALM9)において発表した「太平洋のキズナ政策」を着実に進め、ソロモン諸島の持続可能な発展を支えていく考えであることを伝え、両者は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて今後も二国間で緊密に連携していくことで一致しました。
- また、両者は、中国とソロモン諸島との間の安全保障協力協定について、午前中のソガバレ首相とのやりとりも振り返りながら、改めて双方の考えについて率直な意見交換を行いました。
- さらに、上杉政務官から、引き続き戦没者遺骨収集や我が国漁船の安定操業に関するソロモン諸島側の協力を要請しました。加えて、両者は、ロシアによるウクライナ侵略や北朝鮮への対応を含む地域の諸課題についても足並みを揃えて対応していくことで一致し、その中で、マネレ外相からは、拉致問題についての日本に対する支持が改めて表明されました。