報道発表
OECD開発援助委員会(DAC)開発協力対日相互レビュー訪日審査団による中谷真一外務大臣政務官表敬
令和元年11月26日


本26日午後4時20分頃から約25分間,中谷真一外務大臣政務官は,DAC開発協力対日相互レビュー訪日審査団による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,中谷政務官から,DAC開発協力対日相互レビュー訪日審査団の訪日を歓迎するとともに,「我が国の開発協力の良い部分を,本国やDACでの議論の場に持ち帰って頂きたい,我が国としても他国に学ぶべき点もあり,より良い開発協力のために,建設的かつ有益な提言を期待する」旨述べました。
- これに対し,審査団一行を代表してアレクサンドラOECDイタリア代表部第一参事官から,「本レビューが,日本及び国際社会全体のより良い開発協力のために有益なものとなるよう努めていく」旨述べました。
- そのほか,両者は,平和で安定し繁栄した国際社会の実現に向け,日本やDACが果たす役割等につき,有意義な意見交換を行いました。
【参考】
- DACの主要活動である開発協力相互レビューでは,2つのDACメンバーとOECD開発協力局(DAC事務局)が審査団を構成し,各DACメンバーの開発協力政策や実施状況についてレビューを行う。各メンバーに対して4年から5年に1度,本国審査及びフィールド調査を実施の上,報告書及び提言を取りまとめる。
- 今回の対日レビューでは,イタリアとEUがDAC事務局と共にレビューを行い,本年11月に東京で本国審査,12月にガーナ,来年1月にカンボジアでフィールド調査を実施。来年6月には,OECD本部でDACメンバーによる会合が開催され,報告書及び日本に対する提言が取りまとめられる予定。