報道発表
佐藤外務副大臣主催による海賊等対策に係る海上法執行能力向上研修プログラム参加者歓迎レセプションの開催
平成29年10月2日



- 9月30日から10月7日まで,東京都,神奈川県及び広島県において,ASEAN10か国の海上法執行機関職員等を対象とした,海賊等対策に係る海上法執行能力向上研修(PDF)
が行われています。
- 本2日,佐藤正久外務副大臣主催の歓迎レセプションにおいて,佐藤副大臣から,ASEAN設立50周年の本年,海上保安庁,防衛省並びにアジア海賊対策協定(ReCAAP)情報共有センターの協力の下,この研修プログラムを開催でき喜ばしい,東南アジアの重要な海上交通路の安全を確保することは,国際社会全体の平和と繁栄の礎であり,日本として,ReCAAPの枠組みも活用し,引き続き主導的役割を果たしていく旨述べました。これに対し,参加者一行から,日本のイニシアティブに感謝するとともに,この研修は非常に有意義であるとの発言がありました。
- 参加者一行は,日本滞在中,日本政府関係者による海上安全保障等に関する講義を受講し,神奈川県・横浜市の第三管区海上保安本部や広島県・呉市の海上保安大学校等の海上保安庁関連施設の視察等を行う予定です。
- 今回の研修プログラムを通じ,ASEAN各国の海上法執行能力向上及び地域の連携・協力関係の更なる強化が期待されます。