報道発表
日EU外相電話会談
平成28年1月6日
本6日午後7時40分から約10分間,岸田文雄外務大臣は,フェデリカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長(Ms. Federica Mogherini, High Representative of the European Union for Foreign Affairs and Security Policy, Vice-President of the European Commission)と日EU外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,今回の北朝鮮の行為は,地域と国際社会の平和と安全に関わる安全保障上の重大な脅威であり,我が国として容認できるものではなく,強く非難する,また累次の安保理決議や六者会合共同声明に明白に違反しており,国際社会が断固とした対応をとることが極めて重要であり,EUを含むG7各国とも連携したい旨述べました。
2 これに対し,モゲリーニ上級代表から,EUとしても今般の事態を遺憾と考え,同じ懸念を有しており声明を発出したところである,日本をはじめとする安保理メンバーやG7諸国との情報交換,連携を重視している旨等述べました。
3 両者は,国際社会が断固とした対応を迅速にとることが重要であることを確認し,今後の対応につき,連携していくことを確認しました。