報道発表

ケニア国際平和維持訓練センターへの自衛官講師の派遣

平成25年8月26日

  1. 1.今般,我が国は,ケニア国際平和維持訓練センター(IPSTC: International Peace Support Training Centre)の実施する訓練コースに,自衛官2名を講師として派遣することを決定しました。
    8月19日から30日まで行われる,紛争管理に従事する南スーダン軍人・文民を対象とした研修「南スーダンにおける人権コース」において,自衛官1名(浦上法久2等陸佐)が,また,9月30日から10月11日まで行われる,文民保護に従事するソマリア人軍人・文民を対象とした研修「ソマリアにおける文民保護コース」において自衛官1名(林秀樹1等海佐)が,それぞれ自衛隊の南スーダンにおけるPKO活動及びソマリアにおける海賊対処行動の経験に基づき講義を行う予定です。

    2.我が国は,平和が開発の前提条件であるとの認識の下,アフリカ諸国の平和維持能力向上と地域の安定の維持のため,アフリカのPKO訓練センターへの支援を実施しています。今回の講師派遣も,我が国のIPSTCへの支援の一環として実施されるものです。我が国は,今後とも財政面だけでなく,我が国の有為な人材を活用し,アフリカの平和と安定のために意義ある支援を行っていく考えです。

    (参考1)アフリカのPKO訓練センターに対する我が国の支援
    我が国政府は2008年から,アフリカの11か所のPKO訓練センター(エジプト,ガーナ,ケニア,マリ,ルワンダ,ベナン,ナイジェリア,南アフリカ,カメルーン,エチオピア(2箇所))に対し,総額約2,950万ドルを支援し,施設修復,コンピューター等機材供与,研修等を行ってきている。人材の派遣については,今般講師を派遣するケニア国際平和維持訓練センターには,文民の講師、自衛官の講師各1名を派遣した実績がある。この他のセンターについては,エジプト,ガーナ,マリ,カメルーン,南アフリカに邦人講師計24名を派遣した実績がある。

    (参考2)ケニア国際平和維持訓練センターに対する我が国の支援
    IPSTCは,国連平和維持活動に参加するケニア軍将兵に訓練を行うため,2001年にケニア政府によりケニア国防参謀大学の一部として設立され,2006年に国防省の機関として独立した。2009年には国際地雷除去訓練センターを統合し,指揮官レベルと実働部隊を対象とした2つの学校を有する国際訓練センターとなった。現在は,東アフリカ待機軍(EASF)の構成国を中心とする世界各国の研修生に対し、護衛・パトロール,武器取引対策,行政・兵站,テロ対策等に係わる訓練を実施している。
    我が国は,国際連合開発計画(UNDP)を通じて,IPSTCの組織強化,文民・警察官への各種訓練プロジェクトの開発・実施等,計636万ドルの支援プロジェクトを実施している。

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