報道発表
キルギス共和国に対する無償資金協力「経済社会開発計画(道路維持管理機材)」に関する書簡の署名・交換
令和8年8月14日
8月14日(現地時間同日)、キルギスの首都ビシュケクにおいて、英利アルフィア外務大臣政務官立会いの下で、平野隆一駐キルギス日本国特命全権大使と、スイナリエフ・ルスラン・キルギス財務大臣との間で、供与限度額を5億3,300万円とするキルギスに対する無償資金協力「経済社会開発計画(道路維持管理機材)」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- 内陸国であるキルギスは輸送手段の約97%を道路交通に依存しており、道路網は国内の移動及び経済活動に加え地域統合を支える基幹インフラです。しかし、経済成長に伴い交通量も年々増加しているため保全作業が追い付かず、経済的・社会的影響が生じています。さらに、近年ユーラシア大陸の東西を結ぶ「カスピ海ルート」への注目が高まる中、同国の「カスピ海ルート」への連結性の重要性は増しています。
- 本案件は、これを背景に、日本製の道路維持管理機材を供与することにより、同国の道路維持管理環境の改善を図り、同国の経済社会開発に寄与するものです。
- 2025年12月に初めて実施された「中央アジア+日本」対話・首脳会合では、首脳共同宣言(東京宣言)において「コネクティビティ」が重点協力分野の一つとされ、「カスピ海ルートの円滑化支援を含むコネクティビティ強化」に係る協力が立ち上げられました。本案件はこの具体化の一環です。本案件を通じて、キルギスのカスピ海ルートとの接続を強化し、物流の改善ひいては経済活動の活性化が推進され、我が国とキルギスとの友好関係の更なる強化に資することが期待されます。
(参考)キルギス基礎データ
キルギスは、面積約19万85百平方メートル(日本の約半分の大きさ)、人口730万人(2025年:国連人口基金)、1人当たり国民総所得(GNI)は2,471米ドル(2024年、世界銀行)。
