談話

トルコとイスラエルの関係正常化について(外務報道官談話)

平成25年3月25日

  1.  我が国は、3月22日、エルドアン・トルコ首相とネタニヤフ・イスラエル首相間の電話会談において、ガザ支援船団拿捕事件等をめぐる両国間の問題解決につき話し合いが行われ、両国が関係正常化について合意したことを歓迎します。また、本件に関する米国の仲介努力を高く評価します。
  2.  我が国としても、中東和平問題を始めとする地域の諸課題の解決に向けてトルコ、イスラエルなど関係各国と緊密に連携していく考えです。

【参考】背景と概要

(1)2010年5月31日、支援物資輸送のためガザに向かっていたパレスチナ支援団体の船団6隻とイスラエル軍との間で衝突が発生し、トルコ人9名が死亡し、44名が負傷した事件後、トルコとイスラエル間の外交関係は停滞していた。

(2)22日、今般の電話会談を受けて、トルコ首相府は概要以下の声明を発表した。 エルドアン首相はネタニヤフ首相との電話会談において、ネタニヤフ首相は、ガザ支援船団拿捕事件に関してイスラエルが進めてきた調査により一連のオペレーションが過失があったことを踏まえ、死傷者を出す結果となった全ての過失行為に対してイスラエルとしてトルコ国民に謝罪した。エルドアン首相はこの謝罪をトルコ国民の名の下に受け入れた。両首相は、賠償等に関する取り決めを行うことで合意した。
また、ネタニヤフ首相はイスラエルがガザを含むパレスチナ領土への一般市民向け物資輸送規制を基本的に取り除き、和平が継続するかぎりこれを継続すると述べた。 両首相は、パレスチナ領土における人道状況改善に協力して取り組むことで合意した。


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