報道発表

第5回「日・イラン人権対話」について

平成20年10月27日
  1. 10月26日(日曜日)、テヘランにおいて、第5回「日・イラン人権対話」が開催された。同対話では、日本側より、廣木重之(ひろき・しげゆき)総合外交政策局審議官(国連担当大使)が、イラン側より、ターヘレ・ナザリ(Dr.Tahereh Nazari)外務大臣顧問兼外務省国際女性・人権局長が、それぞれ代表を務めた。
  2. 今次対話では、日・イラン両国より、それぞれ人権分野における基本的考え方や人権の保護・促進に向けた取組について述べ合うとともに、互いの人権状況について説明した。また、両国は、法制度整備を含む人権の更なる保護・促進に向けた二国間協力の可能性及び国連人権理事会や国連総会における協力等について意見交換を行った。
  3. 今回の対話では、政府間の人権対話に加え、女性の人権に関するラウンドテーブルを開催し、日・イラン両国より、学者及び専門家が、互いの国内について、女性の人権状況に関する最近の進展及び優れた実践についてのプレゼンテーションを行った。
  4. 日・イラン両国ともに、今次対話は非常に有益であったことで認識を共有し、今後も同対話を継続することで合意した。

(参考) 上記3.のラウンドテーブルは、国際交流基金とイラン外務省の共催で開催された。

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