報道発表

ポスト2015年開発目標に関するハイレベルパネル第1回会合の開催及び菅前総理大臣の参加

平成24年9月21日
  1. 9月25日(火曜日)(現地時間),ニューヨークにおいて,ポスト2015年開発目標に関するハイレベルパネル第1回会合が開催されます。我が国からは菅直人前内閣総理大臣がパネルメンバーとして参加します。
  2. 国際社会は現在,世界共通の開発目標としてミレニアム開発目標(MDGs)を掲げ,2015年までの目標達成に向けて取組を加速させています。一方,達成期限である2015年の後にどのような国際開発目標を掲げるのか(ポストMDGs)については,今後,議論が本格化していくこととなります。本件パネルは,そのような議論の一環であり,本年7月に潘基文国連事務総長のイニシアティブにより立ち上げられました。共同議長として,スシロ・バンバン・ユドヨノ・インドネシア大統領,エレン・ジョンソン=サーリーフ・リベリア大統領,デイビッド・キャメロン英首相が就任しており,ポストMDGsのあり方について,来年前半に報告書を作成して潘基文事務総長に提言を行うことが期待されています。
  3. 第1回目となる今回の会合では,メンバー間のポストMDGsのあり方に関する意見交換を行うとともに,今後のパネルの活動プロセスについて決定される見込みです。
  4. 日本政府として,ポストMDGs策定に向けた国際社会の議論への菅前内閣総理大臣の貢献を積極的に支援していきます。

(参考1)ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)
 1990年代に開催された主要な国際会議等で採択された国際開発目標や,2000年9月の国連ミレニアム・サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」を統合し,開発分野における国際社会共通の目標として2001年にまとめられた。8つの目標(極度の貧困と飢餓の撲滅や,乳幼児死亡率の削減等)の下,21のターゲットと60の指標を設定。2015年が達成期限。

(参考2)ポスト2015年開発目標に関するハイレベルパネルについて
 本件パネルメンバーは,国連加盟国政府,民間セクター,学識者,市民社会活動家らから,地理的な及び男女のバランスに適切な配慮をして選ばれており,個人の資格でパネルに参加し議論を行うこととなる。我が国から菅直人前内閣総理大臣がパネルメンバーとして参加。

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