
第14回日中科学技術協力委員会の開催
平成24年8月2日
- 本2日(木曜日)、外務省において、第14回日中科学技術協力委員会が開催されました。
- 今回の委員会において、日本側は渡部和男科学技術協力担当大使及び藤木完治文部科学審議官が、中国側は曹健林(そう・けんりん)科学技術部副部長が共同議長を務めました。また、日本側からは、外務省、文部科学省、経済産業省、総務省、独立行政法人等の関係者が、中国側からは、科学技術部、水利部、気象局、工業・情報化部、中国科学院、駐日中国大使館等の関係者が出席しました。
- 今回の委員会では、日中の科学技術政策の紹介、日中科学技術協力の現状及び今後の方向性について議論が行われました。また、環境、ライフサイエンス、素材科学、情報通信、環境・エネルギー等の分野における合計210件のプロジェクトが日中科学技術プロジェクトとして確認されました。
- さらに、同日、日中科学技術協力委員会の一環として、「日中科学技術協力産学官フォーラム」が開催されました。ここでは、日中双方の民間企業関係者、研究者及び政府関係者の間で今後の産学官における日中科学技術協力のあり方等に関する基調講演及びパネルディスカッションが行われました。
(参考)日中科学技術協力委員会
(1)1980年5月に締結された日中科学技術協力協定第3条に基づき設置。
(2)1981年6月より概ね2年に1回毎に開催。前回は2010年2月に北京にて実施された。