
ケレンベルガー赤十字国際委員会(ICRC)総裁による玄葉外務大臣表敬
平成24年5月24日
本24日(木曜日)午後4時20分から約30分間,玄葉光一郎外務大臣は,24日(木曜日)及び25日(金曜日)に東京で開催される赤十字国際委員会(ICRC)ドナー・サポートグループ会合の出席のために来日したヤコブ・ケレンベルガーICRC総裁(Dr.Jakob KELLENBERGER、President of the International Commitee of the Red Cross)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,玄葉大臣から,危険な紛争地域で人道支援活動を行っているICRCを高く評価している,ICRCの支援は,我が国の推進する「人間の安全保障」の理念と合致しており,今後もICRCとの協力を一層強化していきたい旨述べました。また,先般の東日本大震災に際するICRCからの支援に感謝の意を表すとともに,先月パキスタンで殺害されたICRC職員に哀悼の意を表し,また,現在イエメンで行方不明となっている職員の早期解放を祈念する旨述べました。
- これに対し,ケレンベルガー総裁からは,東日本大震災に見舞われ、厳しい財政状況であったにもかかわらず、昨年、我が国からICRCへの拠出が過去最高になったこと、ICRCで働く日本人職員の数が6年間で3人から18人に増加したこと、2009年に駐日事務所が開設されたことなど、日本とICRCとの協力関係に感謝する旨述べました。
- そのほか,アフガニスタン情勢についても意見交換を行いました。