
日・IRENA共催ワークショップ「太平洋島嶼国における再生可能エネルギーの普及促進 ~課題への挑戦~」の開催
平成24年5月17日
- 5月25日(金曜日)及び26日(土曜日)に沖縄県で開催される第6回太平洋・島サミット(PALM6)の機会を捉え、同26日(土曜日)、日本政府は国際再生エネルギー機関(IRENA)の共催により、沖縄科学技術大学院大学(OIST)において、ワークショップ「太平洋島嶼国における再生可能エネルギーの促進 ~課題への挑戦~」を開催します。
- 太平洋島嶼国は、そのエネルギー供給の大部分を化石燃料に依存しており、持続可能なエネルギーの確保及び気候変動問題への取組等の観点から、再生可能エネルギーの普及促進が重要な課題となっています。
- IRENAは、2011年に本格的に始動した、再生可能エネルギー(太陽、風力、バイオマス、地熱、水力、海洋利用等)の利用促進・普及を目的とし、再生可能エネルギー利用の分析・検証・体系化、政策上の助言の提供、途上国の能力強化支援等を主な活動とする国際機関であり、太平洋島嶼国を同機関の重点地域に指定しています。
- 我が国も、太平洋島嶼国に対して、再生可能エネルギー分野に関する様々な支援を行っているほか、本ワークショップの開催地である沖縄県も、米国ハワイ州との間で「クリーン・エネルギー分野における沖縄ハワイ協力」を推進し、再生可能エネルギーを積極的に導入しています。
- こうした状況を踏まえ、本ワークショップでは、太平洋島嶼国のエネルギー当局関係者を招待し、IRENA加盟国や事務局、沖縄県、関連民間企業等の参加を得て、これら諸国の再生可能エネルギーの普及促進について、太平洋島嶼国の電力系統の安定性の確保や、運輸部門での再生可能エネルギーの活用に焦点を当てつつ、政策面及び技術面から議論を行う予定です。
(参考)
【本ワークショップの概要】
(1)開催日時:5月26日(土曜日)(:PALM6の2日目) 9時~18時
(2)主催:日本政府、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)
(3)後援:米国政府、沖縄県
(4)会場:学校法人 沖縄科学技術大学院大学(OIST)
(5)参加者(IRENA加盟国を対象としたワークショップ):
太平洋島嶼国14カ国/地域のエネルギー関係省庁の局長~課長クラス(招待)、米国(含、ハワイ)・豪州・ニュージーランド等、IRENA事務局関係者、我が国関係省庁(外務省、農水省、経済産業省、環境省)・機関(国際協力機構(JICA)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等)、地方自治体(沖縄県)、国内外の関連民間企業。
【国際再生可能エネルギー機関の概要】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/energy/irena/gaiyo.html