(参考1)選挙結果の概要
人権理事会理事国選挙当選国は以下のとおり。なお、当選には国連総会で全加盟国の絶対過半数(97票以上)の得票を得、かつ、上位(議席数内)の得票を得る必要がある。
○アジアグループ(改選議席5) アラブ首長国連邦,カザフスタン,日本,韓国,パキスタン
○アフリカグループ(改選議席5) ガボン,コートジボワール,シエラレオネ,ケニア,エチオピア
○西欧グループ(改選議席3) 米国、ドイツ,アイルランド
○東欧グループ(改選議席2) エストニア、モンテネグロ
○ラ米グループ(改選議席3) ブラジル,アルゼンチン,ベネズエラ
(参考2)人権理事会の概要
(1)2006年3月、国連改革の一環として、国連総会の下部機関としてジュネーブに設立された。国連における人権の主流化の流れの中で、国連として人権問題への対処能力強化のため、従来の人権委員会に替えて設置されたもの。
(2)理事国数は47。任期は3年。地域的配分は、アジア13、アフリカ13、ラ米8、東欧6、西欧その他7。総会で全加盟国の絶対過半数で直接かつ個別に選出。連続2期後の再選は不可。
(3)理事会は一年を通じて定期的に会合。少なくとも年3回、合計10週間以上の会合を持つ。