報道発表

国連人権理事会理事国選挙

平成24年11月13日
  1. 本13日(現地時間12日)、ニューヨークの国連総会において、人権理事会理事国選挙が行われ、我が国は第1回目の投票において理事国として選出されました。今回の選出により、我が国は2013年1月1日から3年間に亘り、人権理事会の理事国を務めることとなります。
  2. 我が国は、人権の擁護及び促進に向け、従来より、国連人権理事会等の国際フォーラム、二国間対話、経済協力等を通じて国際的な人権規範の発展・促進をはじめ世界の人権状況の改善に貢献してきており、人権理事会においても、引き続き建設的な役割を果たしていく考えです。

(参考1)選挙結果の概要
 人権理事会理事国選挙当選国は以下のとおり。なお、当選には国連総会で全加盟国の絶対過半数(97票以上)の得票を得、かつ、上位(議席数内)の得票を得る必要がある。

○アジアグループ(改選議席5)  アラブ首長国連邦,カザフスタン,日本,韓国,パキスタン
○アフリカグループ(改選議席5) ガボン,コートジボワール,シエラレオネ,ケニア,エチオピア
○西欧グループ(改選議席3)   米国、ドイツ,アイルランド
○東欧グループ(改選議席2)   エストニア、モンテネグロ
○ラ米グループ(改選議席3)   ブラジル,アルゼンチン,ベネズエラ

(参考2)人権理事会の概要
(1)2006年3月、国連改革の一環として、国連総会の下部機関としてジュネーブに設立された。国連における人権の主流化の流れの中で、国連として人権問題への対処能力強化のため、従来の人権委員会に替えて設置されたもの。

(2)理事国数は47。任期は3年。地域的配分は、アジア13、アフリカ13、ラ米8、東欧6、西欧その他7。総会で全加盟国の絶対過半数で直接かつ個別に選出。連続2期後の再選は不可。

(3)理事会は一年を通じて定期的に会合。少なくとも年3回、合計10週間以上の会合を持つ。

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